ニュース 金融 作成日:2015年9月30日_記事番号:T00059540
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は29日、12月をめどに福岡銀行の台北駐在員事務所を開設すると発表した。地方銀行としては初めて。金融当局に9月に開設を申請しており、現在は認可審査中だ。
台北駐在員事務所は台北市中山区を予定。同社は、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行(長崎県佐世保市)のグループ3行の取引先140社が台湾に進出、貿易を行っているためと開設理由を説明した。同社顧客は初めて海外に進出するケースが多いので、不動産会社や弁護士事務所を紹介したり、台湾での銀行口座の開設などをサポートする予定だ。現時点で支店昇格は考えていない。
同社によると、アジアでは人口や所得の増加を背景として、消費マーケットやインフラ需要といったビジネスチャンスが飛躍的に拡大している。今年12月のASEAN経済共同体(AEC)発足見通しから、東南アジアにおけるビジネスニーズ拡大を見据え、来年3月をめどにベトナムにホーチミン駐在員事務所も開設する。九州の地方銀行としては初めて。福岡銀行はこれら2拠点の開設で、▽大連▽上海▽香港▽バンコク▽シンガポール▽ニューヨーク──を合わせた海外8拠点体制となる。このうち、香港駐在員事務所は開設から今年で30周年、上海・大連駐在員事務所は20周年を迎えた。
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