ニュース 電子 作成日:2015年9月30日_記事番号:T00059550
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は29日、新機種「蝴蝶3(バタフライ3)」を発表し、小売価格は1万9,900台湾元(約7万2,500円)と、ハイエンド機種で初めて2万元を下回った。発売日は10月25日だ。30日付工商時報が伝えた。
バタフライ3(右)。HTC One M9+のマイナーチェンジモデル(左)も2万900元と従来機種より3,000元安い。10月5日の発売予定だ(同社リリースより)
HTCの董俊良・北アジア担当総経理は「台湾で戦略的にコストパフォーマンスの高さをハイエンド機種に導入することで、販売量を伸ばしたい」と説明した。
HTCはこれまで米アップルに倣った価格戦略を採用してきたが、アップルの「iPhone6」ブームが昨年9カ月も続き、アンドロイド機種が苦戦したことから戦略の練り直しを図った。
董総経理は「スマホ市場は成熟しており、新規顧客の開拓は難しい。既存顧客を固めた上で、HTCに興味がある顧客を呼び戻すことがハイエンド機種の規模拡大につながる」と指摘した。
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