ニュース 社会 作成日:2015年10月1日_記事番号:T00059563
中央流行疫情指揮センターは1日までに、今年5月1日以降のデング熱による死者が先週より14人増えて56人に達したと発表した。県市別の内訳は台南市50人、高雄市5人、屏東県1人で、台南市は1週間で13人増と、増加した人数、ペースとも最悪だ。1987年に統計を開始して以降で既に最悪となっているが、依然死因が確認されていない死者が43人おり、デング熱による死者は通年で100人を超える恐れがある。
台風21号(アジア名・ドゥージェン)によって堤防を越えた海水があふれた嘉義県布袋鎮の一部地域では、デング熱を媒介する蚊が繁殖しないよう消毒が行われた(30日=中央社)
新たに増えた死者には37歳の男性がおり、今年のデング熱による死者で最も若いケースとなった。慢性病の病歴はないものの、毎日1〜2瓶のコーリャン酒を飲む酒の愛好家で、医師は肝臓や胃の機能が弱っていた可能性を指摘した。
5月1日以降の台湾全土のデング熱の確定患者数は1万8,879人で、台南市が1万6,211人と全体の86%を占める。高雄市は2,356人だ。
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