ニュース 公益 作成日:2015年10月1日_記事番号:T00059567
柯文哲台北市長は30日、水道事業者の台北自来水処に水源の翡翠ダム(新北市石碇区)と直潭浄水場(同新店区)を直接結ぶ導水管を整備し、水の混濁を防止する計画の提出を求めたことを明らかにした。1日付蘋果日報が伝えた。
台北市の一部地域では、30日の水道復旧後も水が濁っていた(中央社)
柯市長は「費用は20億台湾元(約73億円)かかる。中央政府と交渉していくが、中央政府の負担分が多いほどよい」と述べた。
台風21号(アジア名・ドゥージェン)の通過で、台北周辺では水道水が濁り、一時最大で31万戸が断水した。30日午後現在、台北市では内湖区内で断水が続いており、復旧は1日にずれ込む見通しだ。
台北自来水処では、取水地で水の混濁度が一定基準を超えると取水を停止することになっている。混濁防止には降雨時に新店渓上流の南勢渓の混濁による影響を受けないように、翡翠ダムからの導水管を整備する必要性は以前から指摘されている。
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