ニュース その他分野 作成日:2015年10月2日_記事番号:T00059587
米台間の貿易投資枠組み協定(TIFA)に基づく第9回交渉が1日、台北で開かれたが、争点となった米国産豚肉の市場開放問題では合意に至らなかった。2日付蘋果日報が伝えた。
卓・経済部政務次長(右)は交渉終了後の記者会見で、収穫はあったと強調した(1日=中央社)
交渉は台湾経済部の卓士昭政務次長(次官)と米通商代表部(USTR)のホリーマン次席代表の間で行われた。
米国産豚肉の市場開放には台湾養豚業界が強硬に反対しているが、米国は交渉の席上、「肉製品の輸出は科学的根拠に基づき、国際規範に合致すれば開放すべきだ」と改めて市場開放を迫った。
これに対し、台湾側は牛肉市場は開放しても、豚肉の輸入は認めないとする「牛豚分離」政策を取る立場を改めて主張し、交渉は平行線をたどった。
このほか、交渉では投資分野で台湾が企業合併法を改正したことなどに米国側が歓迎の意を表明。知的財産権分野では特許審査交流を継続していくことで一致した。
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