ニュース その他分野 作成日:2015年10月2日_記事番号:T00059589
行政院主計総処の石素梅主計長は1日立法院の答弁で、今年通年の経済成長率1%台の確保は困難との見通しを示した。杜紫軍・国家発展委員会(国発会)主任委員が先週「1%台の達成は問題ない」と発言していたが、これを直後に否定した形となった。2日付経済日報が報じた。
石主計長は1%台が困難な理由として、第3四半期の工業生産、輸出受注がマイナス成長となり、8月の輸出総額の前年比減少幅が14.8%と7月より拡大するなど、予想以上に主要経済指標が悪かったことを挙げた。ただ、第3四半期はマイナス成長となるものの、第4四半期はプラス成長を回復できる見通しで、通年でマイナス成長に陥ることはないとの見方も示した。
中央研究院経済研究所の周雨田研究員も「1%台は無理」との見解で、「今回の不景気は始まったばかりでまだ谷底に達しておらず、来年まで続く」と指摘した。
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