ニュース 金融 作成日:2015年10月2日_記事番号:T00059593
人民元預金の流出が続き、台湾銀行業界で人民元の流動性不足が懸念される状況となり、政府系銀行を中心に人民元定期預金の金利が年4%を超えた。2日付工商時報が伝えた。
このうち、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)では1カ月物で最高4.2%、第一商業銀行(ファーストバンク)では1~3カ月物で最高4.3%の預金金利が設定された。兆豊銀の場合、1カ月余り前に比べ、0.5ポイントも預金金利が引き上げられたことになる。
銀行業界関係者は「8月中旬以降、人民元が急落し、預金の流出が止まらず、各銀行は預金引き止めに向け利上げを迫られている」と指摘した。中央銀行の統計によると、人民元預金残高は2カ月連続で減少している。
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