ニュース 金融 作成日:2015年10月2日_記事番号:T00059594
国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)傘下の国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)は2日、フィリピン・マニラ支店を開業した。フィリピン政府が昨年外資の参入基準を緩和して以降、1日開業の三井住友銀行に続く2行目の外資系銀行だ。2日付経済日報が報じた。
国泰世華銀の陳祖培董事長(右)が1日、フィリピンの中央銀行から外資の営業免許を受け取った(1日=中央社)
国泰世華銀は1997年にフィリピンに駐在員事務所を設立しており、18年かかって支店に昇格した。同行は、フィリピンの人口構成は比較的若く、近年政治も安定し、公共建設を推進しており、昨年の経済成長率は6.1%に上ったと指摘した。
マニラ支店は今後、国泰金控傘下の生命保険大手、国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)が30%出資しているフィリピンのリサール商業銀行(RCBC)と戦略提携を結び、RCBCの拠点を利用して業務や顧客を共同開拓する。なお、RCBCは子会社2行を持ち、445拠点、現金自動預け払い機(ATM)1,181台を擁する。
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