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韓ウヨン不渡り、瑞儀と中強が受注増か


ニュース 電子 作成日:2008年3月7日_記事番号:T00005960

韓ウヨン不渡り、瑞儀と中強が受注増か

 
 サムスン電子にノートブック型パソコン(ノートPC)やモニター向けバックライトモジュールを出荷していた韓国ウヨン社が不渡りを出した。ウヨンは市場から撤退する可能性が高く、早ければ第2四半期にも、これまでもサムスンにバックライトモジュールを供給している瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)や中強光電(コアトロニック)などに発注が流れると予測される。7日付工商時報が伝えた。

 瑞儀は昨年、韓国のパネルメーカーによる売上高が約24%を占め、今年は30%以上まで増加する可能性があるという。また、サムスン最大のバックライトモジュールサプライヤーである中強は、昨年末からLG電子にも供給を始めるなど、韓国での市場シェア拡大を進めており、ウヨンの撤退が台湾企業にどれだけの恩恵をもたらすかが注目されている。

 ウヨンは世界市場シェア約3%を占め、単月の出荷量はノートPC向け製品が約50万台、モニター向け製品が約20万台だった。