ニュース 電子 作成日:2015年10月2日_記事番号:T00059604
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は1日、日本のSIMロックフリー市場に参入すると発表した。10月中旬より、ハイエンド「デザイアアイ」とローエンド「デザイア626」のSIMフリーモデルをビックカメラとアマゾンジャパンで販売する。3年以内に日本のSIMフリー市場で、年間120万台以上の販売、シェア2割を目指し、首位の華碩電脳(ASUS)を追う。2日付工商時報が報じた。
董総経理は「日本のSIMフリー市場参入に当たり、ハイエンドブランドとしての地位を確立することが最も重要だ」と語った(HTCリリースより)
HTCはSIMフリー端末とMVNO(仮想移動体通信事業者)のSIMカードを同時に購入できるショッピングサイト「HTC e-shop」も
開設した。予約販売中のデザイアアイは税抜き5万2,800円、デザイア626は2万9,800円。
日本のスマホ市場規模は年3,000万台余りで、うちSIMフリー機種の販売台数は今年100万台、浸透率3%にとどまるとみられている。しかしHTCの董俊良・北亜区総経理は、2017年に日本のSIMフリースマホ浸透率は約10%、年間販売台数は300万台余りに達し、市場の成熟が進むとの見方を示した。
市場の推計によると、日本のSIMフリースマホ市場では現在、ASUSがシェア25〜26%で首位、2位は華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)で24%、3位はLGエレクトロニクスで22〜23%となっている。
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