ニュース 電子 作成日:2015年10月2日_記事番号:T00059607
発光ダイオード(LED)用サファイア基板の富円采科技(テラ・クリスタル・テクノロジー、TXT)は11月25日までに桃園市の楊梅工場を閉鎖し、従業員130人を解雇する。桃園市労働局が1日明らかにした。解雇は2段階で実行し、今月中旬までにまず66人を解雇する。2日付自由時報が報じた。
TXTは同社のサファイア材料がアップルのスマートフォン、iPhoneのホームボタンとデジタルカメラレンズ用カバーガラスに採用されたものの、サファイア産業の供給過剰の影響を受けた。また米GTアドバンスト・テクノロジーズ(GTAT)から購入した結晶成長炉に問題があったため、2,097万米ドルの返還を受ける予定だったが、GTATが昨年10月に破産申請したことから大部分が未払いとなっていることも響いた。
桃園市ではこの他、スイスの女性用下着メーカー、トリンプ・インターナショナルが龍潭区の物流センターで10月末に30人を、その他メーカー4社も損失、廃業などで計79人を解雇するとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722