９日の台湾発売が決まったアップルのスマートフォン最新機種「iPhone6s」が話題を集めており、発売後も当面は入手困難な状況が続くと予想される。こうした中、中堅通信キャリアの亜太電信（アジア・パシフィック・テレコム）は１日、発売日から１週間以内の製品引き渡しを保証する予約プラン（数量限定）を発表した。業界で初めての試みだ。２日付蘋果日報が報じた。
亜太電信は、従来他社のiPhone発売では、入手まで数カ月かかったとの消費者の不満の声があったと指摘した（１日＝中央社）
亜太電信のiPhone6s予約プランは、２〜６日の間に指定の同社ショップで前金1,000台湾元（約3,650円）を支払って予約すれば、15日までに同ショップで確実に製品を受け取れるというもの。引き渡しに１週間以上かかった場合、１日遅れるごとに777元の違約金（最高7,770元）を予約者に支払う。
なおこれまでに台湾之星移動電信（台湾スターテレコム）、台湾大哥大（台湾モバイル）、遠伝電信（ファーイーストーン・テレコム）がiPhone6sのインターネットやショップでの予約受付を開始しているが、いずれも前金の支払いは不要だ。
またiPhone6sの販売価格について、ネット上では16ギガバイト（GB）モデルが２万4,500元と現行機種より2,000元高く、64GBモデルは3,000元高くなると伝えられている。
