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百貨店大手3社の創業祭セール、売上目標は過去最高400億元超


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年10月5日_記事番号:T00059620

百貨店大手3社の創業祭セール、売上目標は過去最高400億元超

 百貨店各社が相次いでスタートさせている周年慶(創業祭)セールで、新光三越百貨、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の業界大手3社の売上目標は合計400億台湾元(約1,470億円)と過去最高額になっている。また同セールでは「5,000元の消費で500元分の還元」が基本設定となっているため、期間中、消費者への還元額は40億元以上とこちらも過去最高を更新する見通しだ。4日付中国時報が報じた。

 今年の百貨店創業祭セールにおいて消費者に対する還元率が最も高いのは太平洋そごう・天母店(台北市士林区)で、業界過去最高となる24%に設定している。

 また新光三越はセール最初の7日間、大型家電1万元分の購入に対し、昨年の500元の2倍となる1,000元を還元するとしている他、間もなくセール開幕を迎える遠東百貨でも全体の還元率は過去最高の14%とする予定だ。

 なおちょうど創業祭セールと重なる中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休(1〜7日)中、延べ9万人を超える中国人観光客が台湾を訪れ、百貨店で化粧品や3C(コンピュータ、通信、家電)製品を大量に購入するとみられており、その消費額は大型ショッピング施設の年間売上高の約2.5%を占めると予測されている。