ニュース その他製造 作成日:2015年10月5日_記事番号:T00059623
製紙大手3社は今年から来年にかけて計100億台湾元(約370億円)近くを投じ、台湾で生産能力を拡大する。成長する内需に対応する。3日付蘋果日報が報じた。
最大手の永豊餘投資控股(YFY)は8億元を投じ、台中市の清水工場に9台目となる家庭用紙製造設備を増設する。年産能力は3万6,000トンで、来年上半期に稼動予定だ。また、桃園市の新屋工場でも40億元を投じ、3台目の工業用紙製造設備と2基目のコジェネレーション(熱電供給)設備を導入する。年産能力は30万トンで、来年下半期に稼動予定だ。
栄成紙業は37億5,000万元を投じ、彰化県の二林工場の工業用紙年産能力を60万〜65万トンへと5割以上増やす。今年末に試験操業、来年初めに本格稼動予定だ。
正隆(CLC)は12億8,000万元を投じ、新竹県の竹北工場にティッシュペーパーとペーパータオルの生産ラインを新設した。年産能力は3万2,000トンで、9月に試験操業を開始。今月量産予定だ。3〜6カ月後に稼働率は90%前後に高まる見通しで、来年第1四半期から売上高への貢献が見込める。
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