ニュース 電子 作成日:2015年10月5日_記事番号:T00059629
国家通信伝播委員会(NCC)は4日、高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)事業者、全球一動(グローバル・モバイル)が提出していた、今後設置する基地局の大型から小型への一部変更申請を却下すると発表した。NCCは、同社はこれまでに提出した事業計画書の内容通りに大型基地局の設置を進める必要があるとした。5日付工商時報が報じた。
事業計画書によると、全球一動は9月30日までに基地局2,159基を設置するとしていたが、依然、これを完了していない。このため12月10日に期限を迎える同社の事業免許が更新されない可能性があるとの懸念が出ている。NCCは「今後、全球一動が基地局の設置を完了すれば、免許更新については総合的に判断する」と説明した。
なお台湾ではかつて6社がワイマックス事業を展開していたが撤退が相次ぎ、現在、全球一動が台湾で唯一の事業者となっている。このため、同社の事業免許更新が認められなかった場合、台湾のワイマックスサービスはその歴史に幕を閉じることになる。
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