ニュース 電子 作成日:2015年10月5日_記事番号:T00059632
9日に台湾で発売されるアップルのスマートフォン最新機種「iPhone6s」と「iPhone6sプラス」について通信キャリア2社が、第4世代移動通信(4G)契約者を対象に、月々別途料金を1年間支払えば最新世代のiPhoneに機種変更できるプランを打ち出しており、4Gサービスユーザーやアンドロイド機種からiPhone6s/6sプラスへの乗り換え増加を促すと見込まれている。3日付工商時報が報じた。
iPhone6(16GB)ユーザーは台湾モバイルの月額1,399元の4Gプラン契約を申請または更新すれば、iPhone6s(同)に無料で変更できる(2日=中央社)
アップルは先ごろ、iPhone6s/6sプラスを購入する際、モデル別の月額費用を2年間支払う契約を結べば、1年後以降に最新機種に交換できる「アップグレードプログラム」を発表、話題を呼んでおり、台湾のキャリアもこれに追随した形だ。
遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)は2日、iPhone6s/6sプラス購入とセットで月額1,399台湾元(約5,100円)、または1,799元の4Gプランを2年契約した場合、月額599元を12カ月別途支払えば、13カ月目以降にiPhoneの最新機種(16ギガバイト=GBモデルに限定。「プラス」は対象外)に変更できるプランを提供すると発表した。
また台湾大哥大(台湾モバイル)も、月額1,199元以上の4Gプランを2年契約した場合、月258元を別途支払えば1年後にiPhone最新機種に交換できるプランを発表。中華電信も同様のプランを近く発表するとみられる。
iPhone6sの本体価格が2万元以上となっていることを考えると、遠伝の場合は7,188元、台湾大哥大の場合は3,096元で最新機種を提供する計算となるが、回収した旧機種はアップルが買い取る制度となっているためキャリアに損失はない。さらにアップルは旧機種を中古品として中国市場などで販売して利益を上げられると見込んでいるようだ。
なお遠伝の李彬総経理はiPhone6s/6sプラスの台湾における販売台数について、現行機種iPhone6/6プラスと同水準の150万台以上との見通しを示した。
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