ニュース 電子 作成日:2015年10月5日_記事番号:T00059633
市場ではスマートフォン市場の成長鈍化を受け、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が年内に人事評価の下位5~7%の従業員、600~900人を解雇し、規模を縮小するとの観測が出ている。同社は2日、評価は毎年行っていることで、人員削減の比率は明かせないが、7%はあり得ないとコメントした。3日付経済日報が報じた。
業界では、評価が低い従業員を解雇する制度はもともと存在するが、好景気時は実行せず、不景気時に実施する企業が多いといわれている。メディアテックが前回実施したのは、2008年の世界金融危機当時で、年間5%を解雇したほか、自己都合退職を合わせて規模縮小の目標を達成した。一方、同社は過去2年、第4世代移動通信(4G)スマホ市場向けに毎年2,000人増員し、現在従業員は1万3,000人まで拡大した。この数字には2014年2月に買収した晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)、先月買収を発表した立錡科技(リッチテック・テクノロジー)の従業員は含まれていない。
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