ニュース 電子 作成日:2015年10月5日_記事番号:T00059635
5日付工商時報によると、半導体メモリー大手の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)が開発した車載用NOR型フラッシュメモリーおよびNAND型フラッシュメモリーが、世界10位以内の自動車メーカーの認証を取得したと伝えられている。両製品は車載用娯楽システムのほか、次世代の先進運転支援システム(ADAS)にも使用される見通しだという。
ウィンボンドの焦佑鈞董事長(中)は、今後3〜5年で台湾の従業員の給与を倍増し、イノベーション力を高めたいと語った(3日=中央社)
またウィンボンドはスマートフォン向け市場においても、シリアルNOR型フラッシュメモリーが今年初め、サムスン電子の「ギャラクシーS6」、「S6エッジ」に採用された他、「S6エッジプラス」および「ギャラクシーノート5」向けの受注も獲得したとされ、さらに来年は米国の大手ブランドのサプライチェーン入りを果たす可能性があると観測されている。
ウィンボンドは事業転換が奏功し、スマホ市場やモノのインターネット(IoT)市場、カーエレクトロニクス市場でのシェアを拡大。累積赤字を一掃し、第2四半期末には累積黒字が6億8,100万台湾元(約25億円)まで増加。さらに下半期は、上半期以上の好業績が見込まれている。
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