ニュース 建設 作成日:2015年10月6日_記事番号:T00059649
総合不動産サービス大手、仲量聯行(ジョーンズラングラサール台湾、JLL台湾)の劉建宇・商業不動産部協理によると、台北市の高級オフィス月額賃料の坪単価相場は2,632台湾元(約9,800円)と前年同期比3.4%上昇し、過去15年で最高となった。高級オフィスの安定需要、ハイテク、金融業の相次ぐ新規契約、限られた供給増が要因だ。6日付工商時報が報じた。
劉協理は、同社の最新調査によると、内湖、南港、松山など郊外のオフィス市場で需要、価格ともに高まったと指摘。今年通年では、新規供給オフィスや入居者が満杯に近いビルがけん引して、賃料は2〜3%上昇すると予測した。
今年台北市で新たに完成する最高級オフィスと高級オフィスは計4万5,000坪に達するが、来年は1万6,200坪に減少、2017年も約3万坪にとどまる見通しだ。このため来年以降も高級オフィスの賃金は安定成長し、空室率が押し下げられると予想されている。
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