ニュース 商業・サービス 作成日:2015年10月6日_記事番号:T00059650
商業発展研究院(商発院、CDRI)が5日発表した8月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務景気指標(ISI)」は96ポイントで前月比から横ばい、景気信号は6カ月連続で景気後退傾向を示す「黃青」のままだった。6日付蘋果日報が報じた。
同指標を構成する3項目のうち「証券市場」は96ポイント、「経営状況」は95ポイントでそれぞれ前月から1ポイント下落した。商発院は、8月は経済成長鈍化の影響を受けて、商業・サービス業の売上高や物品の輸送量などが落ち込んだと指摘した。
一方、「労働力・賃金」は需要期入りで就業人数、労働時間、残業時間などが増加し、前月比1ポイント上昇して100ポイントとなった。
商発院は、9月は中秋節(今年は9月27日)連休やモバイル端末の新製品発売で売上拡大が見込める一方、前半が大きな買い物には縁起が悪いとされる「鬼月」(旧暦7月、今年は8月14日~9月12日)に当たり自動車需要が落ち込んだ他、台風21号(アジア名・ドゥージェン)の影響が商業・サービス業の景気動向指数を押し下げ、99ポイントで「黃青」にとどまると予測した。また、10月は中国の国慶節(建国記念日、10月1日)の大型連休や、百貨店の周年慶(創業祭)セールが消費意欲を刺激して景気動向指数が100ポイントに上昇し、景気信号は安定を示す「緑」を回復するとの見通しを示した。
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