ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年10月6日_記事番号:T00059657
行政院環境保護署(環保署)空気品質保護・騒音管制処(空保処)は5日、独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題で、同社から台湾でも排ガス不正が行われた可能性がある車両が1万7,744台あるとの通知を受け、同社にリコール(回収・無償修理)を命じた。6日付工商時報が伝えた。
対象はアウディ、VW、VW商用車、シュコダの4ブランドの16車種。同処は90日の期限内にリコールが完了しない場合、1台当たり10万台湾元(約37万円)の罰金を科すこともあり得ると説明した。排ガス不正については検察に捜査を委ねる。
これに先立ち、環保署と行政院消費者保護処(消保処)はVW台湾法人に対し、排ガス不正車両の台湾への輸入台数と購入者リストを提供するよう求めていた。VW側は5日までに文書提出に応じた。
VW台湾法人は「まだ環保署から通知を受け取っていないが、関係機関と連絡を取り、詳細な情報を把握すると同時に、本社の指示を待ちたい」とコメントした。
台湾法人はその上で、「台湾の環境法規は米国とは異なり、台湾で販売している車両は欧州排ガス規制『ユーロ5』を満たし、『ユーロ6』に対応しているものもある。米国モデルとは異なるため、同列に扱うべきではない」と主張した。
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