ニュース 電子 作成日:2015年10月6日_記事番号:T00059659
6日付電子時報がノートパソコンのサプライチェーン関係者の話を基に伝えたところによると、9月よりブランド顧客からの受注が上向いており、10〜11月も好調を維持する見通しとなっている。マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」リリースを受けて消費者の模様眺め傾向が解消され、かつ末端市場で在庫水準が低下していることが好調の主因とみられる。
従来、MSの新OSを利用するにはPCの買い替えが必要だったが、ウィンドウズ10では初めてインターネットを通じて無料ダウンロードが可能になったことから、業界では同OSがPC買い替え需要を喚起できないとの見方も出ていた。
このためウィンドウズ10のリリース前、ノートPCブランドはサプライヤーからの調達量を大幅に引き下げ、業界全体が停滞する事態となった。
しかし、同OSのリリース後、市場の反応が良く、不確定要素がなくなった他、さらにインテルの新世代プロセッサー「スカイレイク」が発売されたこと、これまでに在庫消化が進んでいたことも手伝ってブランド各社が9月から調達量を増やしているという。
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