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広達が独コントロンと戦略提携、工業用コンピュータを強化


ニュース 電子 作成日:2008年3月7日_記事番号:T00005966

広達が独コントロンと戦略提携、工業用コンピュータを強化

 
 ノートブック型パソコン(ノートPC)受託生産世界最大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と独コントロン社が戦略的提携を結ぶ。広達は今月、コントロン社の台湾子会社、控創科技(コントロンAG)の株式を15~17%取得する予定で、出資額は2億4,000万台湾元(約8億1,000万円)を超えるとみられる。7日付工商時報が報じた。

 ノートPCの受託製造を主力とする広達は、近年サーバーやコンシューマ向け電子製品など新たな製品の開拓を進めている。今年はノートPC以外の製品で売上高25%の成長を見込んでいる。工業用コンピュータはまだ発展初期の段階にあるが、コントロン社との提携後1年以内にリソース統合の効果が現れるとしている。

 広達は控創の経営権には介入しない考え。提携により双方の関係のさらなる強化が望めるとしており、コントロン社も控創を通じて産業付加価値の上昇と関連業務および調達コストの削減が望めると期待を表明した。