ニュース 電子 作成日:2015年10月6日_記事番号:T00059663
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、10月上旬の液晶パネル価格はテレビ用で1.5〜1.8%下落し、IT製品用パネルで平均1%下落した。11〜12月は非需要期入りで出荷が減少し、価格が続落、利益率がさらに悪化する見通しで、パネルメーカーは第4四半期に減産する可能性がある。6日付工商時報が報じた。
10月上旬のテレビ用パネル価格は、中国の第8.5世代工場稼動により、32インチで1米ドル、50インチで3米ドル、55インチで5米ドル下落し、48、49インチも大幅下落した。40〜43インチは中国パネルメーカーの供給量増で3米ドル以上下落した。
モニター用パネル価格は、27インチが1米ドル、23.6インチが0.4米ドル、23インチが0.3米ドル下落した。
ノートパソコン用パネル価格は、主流サイズの11.6、14、17.3インチで軒並み0.4米ドル下落した。
市場調査会社、IHSによると、大型パネル全体の平均利益率は第1四半期に約10%だったが、第3四半期に2%に下落、第4四半期は0%まで下がる予想だ。
一方、スマートフォン用パネルは、スマホブランドが1年にわたり在庫調整したこと、年末の需要期に向け調達を開始したことで、8月下旬より需要が回復。特に主流サイズの5インチでは供給不足が10〜20%に達している。第4四半期にスマホ用パネル出荷は増加し、価格の下落傾向は緩和する見込みだ。
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