ニュース 政治 作成日:2015年10月7日_記事番号:T00059667
野党民進党から来年1月の総統選に出馬する蔡英文主席は6日から4日間の日程で日本を訪問している。蔡主席は同日、東京都内で日華議員懇談会の会合に出席し、台湾が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)加盟交渉に参加できるよう日本の各界の支持と協力を求めた。7日付蘋果日報などが報じた。
山口県に到着した蔡主席(右1)。同県では安倍晋三首相の実弟に当たる岸信夫衆院議員(右2)が同行する(7日=中央社)
蔡主席はまた、「民進党が政権を取れば、国防産業、新エネルギー、精密機械などの分野で台日による協力を引き続き強化していきたい」と呼び掛けた。
日華議員懇談会の衛藤征士郎副会長は、台湾が放射能汚染の懸念から日本産食品に対する輸入規制を強化していることが、日台間の自由貿易協定(FTA)締結に向けた動きを停滞させていると指摘したが、蔡主席は言及を避けた。
蔡主席は同日夜、都内で在日台湾人による歓迎夕食会に出席し、「今回は皆さんを失望させない。皆さんの前にいるのは以前とは異なる蔡英文だ」と述べ、総統選での勝利に自信をのぞかせた。
蔡主席は7日山口県を訪問し、村岡嗣政知事を表敬訪問した。このほか、日立製作所、錦帯橋などを訪れる予定だ。
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