ニュース 金融 作成日:2015年10月7日_記事番号:T00059675
金融監督管理委員会(金管会)が6日発表した統計によると、台湾系銀行13行の中国分行(地域本部に相当)24店は8月、計8億5,000万台湾元(約31億円)の損失を計上した。損失計上は中国分行が営業を開始した約4年前以来、初めて。人民元下落が主因だ。24店の今年1〜8月の税引き前利益は16億8,000万元と前年同期比30.5%減少した。7日付経済日報などが報じた。
台湾系銀行のオフショア銀行部門(OBU)の8月税引き前利益は44億8,000万元で前年同月比44.7%減、1〜8月では前年同期比11.2%減と、減少幅はそれぞれ過去6年余りで最大となった。
金管会銀行局の呂蕙容副局長は、中国分行とOBUの財務決算は米ドル表記で、人民元下落により利益が目減りしたと説明した。
台湾系銀行全体の1〜8月税引き前利益は2,234億元で、前年同期比4.7%減少した。減少幅は拡大傾向にある。
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