ニュース 電子 作成日:2015年10月7日_記事番号:T00059684
国家通信伝播委員会(NCC)はきょう(7日)、通信最大手の中華電信が申請した通信速度が台湾域内最高となる下り500メガビット毎秒(Mbps)および1ギガビット毎秒(Gbps)の光ファイバー・インターネット接続サービスについて審議を行う。これが承認されれば、台湾のブロードバンド市場は「1G時代」を迎えることになる。7日付工商時報が報じた。
観測によると、中華電信の1Gbpsサービスは当初、SOHO(小規模または個人事業)、中小企業向けが中心となり、その後一般消費者に申し込みを開放する方針とされる。
また同サービスでは既存の電話銅線と光ファイバーネットワークを組み合わせてブロードバンドサービスを提供する「G.fast」技術を採用し、光ファイバーの引き込みが難しい古い住宅やビルなどへのサービス拡大を目指す。
遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)がケーブルテレビ(CATV)大手、中嘉網路(チャイナ・ネットワーク・システムズ、CNS)の経営権を取得し、高速ネット接続サービス事業を強化する中、同市場でシェア8割の最大手、中華電信はその地位を守るべく1Gbpsサービスの提供を決めたとされる。
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