ニュース 電子 作成日:2015年10月7日_記事番号:T00059685
7日付工商時報によると、スマート医療分野での商機を好感するノートパソコン受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が来年、現在「技術管理室」が主導する医療向けモノのインターネット(IoT)プロジェクトを引き継ぐ「健康医療事業部」を創設するとの観測が出ている。同部門は沈俊徳技術長が責任者に就任し、外部パートナーと協力して製品の研究開発(R&D)や生産を進める方針とされる。
またコンパルは今後、医療用クラウドコンピューティングを利用したデータ管理・分析サービス分野にも参入する方針とされ、近く内湖科技園区(台北市)の本社ビル3階にデータセンターを設置するとの計画が伝えられている。
なお証券会社によると、第3四半期末よりノートPCブランドからの受注が活発化し、同社の9月ノートPC出荷台数は390万台の過去最高水準に達したとみられる。また平均販売単価(ASP)も上昇していることから同月の連結売上高も727億台湾元(約2,680億円)に上り、第3四半期通期では2,000億元の大台を突破したと推定されている。
さらに同期利益も台湾元相場の下落による恩恵を受け、今年のピークを記録したもようだ。
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