ニュース 金融 作成日:2015年10月8日_記事番号:T00059699
米連邦準備理事会(FRB)が年内利上げを見送るとの観測が広がる中、国際的にアジアの新興市場へ資金の巻き戻しが起きており、台湾でも台湾元高、株高が進んでいる。8日付工商時報が伝えた。
7日の台湾元相場は前日比0.065元の元高ドル安となる1ドル=32.872元を付けた。台湾株式市場は7日続伸し、加権指数の終値は前日比101.13ポイント(1.20%)高の8,495.23ポイントと、8月5日(8,542ポイント)以来、約2カ月ぶりの高値を回復した。半導体在庫がほぼ解消されたことから台湾積体電路製造(TSMC)、聯発科技(メディアテック)など半導体銘柄が大幅高となった。
バークレイズ・キャピタル証券の台湾株ストラテジックアナリスト、葉昌明氏は「世界経済の不確実性は存在するが、台湾メーカーのシェア回復やサプライチェーンの活発化で台湾株には希望がある。2月以来のハイテク銘柄の収益下方修正が一段落したことも好材料だ」と述べた。
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