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CPC高雄製油所、11月に全面稼動停止


ニュース 石油・化学 作成日:2015年10月8日_記事番号:T00059705

CPC高雄製油所、11月に全面稼動停止

 台湾中油(中油、CPC)は11月1日に前倒しして、高雄製油所の稼動を全面停止する。同社は、川下メーカーへの影響を考慮し、不足分は別のプラントから調達すると説明した。8日付聯合報が報じた。

 同社の一部主管は、先月18日の高雄市中林路の道路陥没事故の影響で、高雄市の加工出口区(輸出加工区)楠梓園区向け原油輸送管2本による輸送が停止したためと語った。ただし、李順欽・同社製油事業部執行長はこれを否定し、年末の閉鎖・移転に向けた準備作業と説明した。

 高雄製油所は、大林プラントから32インチの輸送管2本で原油の輸送を受けていたが、先月の道路陥没事故がいまだ復旧せず、CPCは急きょ20インチの輸送管を手配した。高雄製油所の1日当たり製油量は6万トン。