ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年10月8日_記事番号:T00059706
今月1日付で中国鋼鉄(CSC)の董事長に昇格した宋志育董事長は7日、工商時報のインタビューに応じ、来年の鉄鋼市況に楽観的な見方を示した。8日付同紙が伝えた。
宋董事長は世界鉄鋼協会(WSA)が来年の鉄鋼消費が1.5%伸びると予想している点を挙げ、「来年の国際鉄鋼市場の景気を楽観している」と述べた。ただ、中国・宝鋼集団(バオスチール)の湛江製鉄所(年産1,000万トン、広東省)が今年9月に生産を開始したことや台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム・ハティン省に建設中の大型製鉄所が年末にも操業を開始することで、市場の需給変化を注視する必要があるとの見方を示した。
宋董事長はまた、就任後の重要作業として、業務部、生産部、技術部の連携による「統合戦力」の向上を挙げた。
宋董事長はさらに、安価な輸入鋼板について、ダンピングの疑いで提訴を行う考えを示した。
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