ニュース 電子 作成日:2015年10月8日_記事番号:T00059708
国家通信伝播委員会(NCC)は7日、通信最大手の中華電信が申請した、通信速度が台湾域内最高となる下り1ギガビット毎秒(Gbps)の光ファイバー・インターネット接続サービス計画を認可した。同社が申請した計画によると、1Gbpsプランの月額利用料は3,599台湾元(約1万3,000円)。早ければ今月中に一般の申込受付を開始するが、対象は当面、住宅内まで光ファイバーが敷設されている場合のみとなる。8日付蘋果日報などが報じた。
専門家によると、2ギガバイト(GB)動画をダウンロードする場合、通信速度が1Gbpsであれば所要時間は約16秒で、既存の300メガビット毎秒(Mbps)の約53秒に比べ大幅に短縮される。このため、虞孝成NCC副主任委員は、1Gbpsプランの登場で今後、動画配信サービスや超高解像度4K2Kテレビ産業の発展を促すとの見通しを示した。
なお1Gbpsプランの料金は比較的高額となるが、300Mbpsプランに比べ通信速度は約3倍ながら、料金は約2倍にとどめた。また虞NCC副主任委員は、市場の競争やブロードバンドの普及により、低価格化が進むことを期待すると語った。
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