マイクロソフト（ＭＳ）が７日発表した新製品のうち、自社ブランドの13.5インチノートパソコン、Surface Book（サーフェスブック）の組み立ては和碩聯合科技（ペガトロン）が独占受注しているようだ。８日付蘋果日報が報じた。
サーフェスブックは、史上最速の13インチノートＰＣとうたわれている（台湾ＭＳリリースより）
サーフェスブックは、アップルのMacBook Pro（マックブックプロ）に対抗できるデザインや機能を持つと、業界で高く評価されている。７日から予約受付を開始し、26日に発売する。希望小売価格は1,499米ドルから。
サプライチェーンはSurface Pro 3とほぼ変わらず、組み立てのペガトロンの他、放熱モジュールの奇鋐科技（ＡＶＣ）、泰碩電子（タイソル・エレクトロニクス）は９月の売上高が今年最高、キーボードの科嘉国際は今年２番目の高水準で、キーボードの群光電子（チコニーエレクトロニクス）とコネクターの貿聯国際（BizLink）は過去最高だった。
サーフェスは、デタッチャブル２イン１機種で最もよく売れているブランドだ。マイクロソフトが発表した年間売上高は39億米ドル近く、400万台に相当する。市場調査会社、ＩＤＣの予測によると、ウィンドウズ10の７月末リリースを受け、今年２イン１機種の販売台数は1,470万台で前年比86.5％増える見通しだ。ウィンドウズ10搭載機種は世界で１億1,000万台と、ウィンドウズ７の４倍の勢いだ。
