ニュース 電子 作成日:2015年10月8日_記事番号:T00059714
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が7日発表した9月売上高は前月比5.4%増、前年同月比8.06%増の200億4,100万台湾元(約740億円)で、過去3番目に高かった。第4世代移動通信サービス(4G)対応スマートフォン向けのハイエンドソリューション、「ヘリオ」シリーズが中国、インド市場で好調だった他、台湾元の下落も貢献した。8日付経済日報などが報じた。
メディアテックの第3四半期連結売上高は569億6,200元で前期比21.1%増、同社が予測した517億~555億元を上回った。
メディアテックの10月見通しについてスマホ用チップのサプライチェーン業者は、一部顧客が中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休前に在庫調達を済ませていることから、出荷量は9月比で減少すると指摘した。
証券会社は、第4四半期は非需要期のため売上高は前期比1割減となるものの、通年の売上目標2,000億元は達成できる可能性が高いと予測した。
メディアテックには、同業の瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)を今年末に買収する可能性があるとの観測が証券業界から出ている。これに対しては2社とも「市場観測にはコメントしない」と表明した。
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