ニュース 社会 作成日:2015年10月8日_記事番号:T00059716
台北市に住む女性がフォルクスワーゲン(VW)車のディーラーから新車を購入した。しかし納車を受けた車両が展示用だったことが発覚し、裁判所に賠償を求めて提訴。このほどディーラーに18万台湾元(約67万元)を返金するよう命じる判決が下された。8日付蘋果日報が報じた。
この女性は昨年11月、VW車のディーラー、鉅賦国際が新北市板橋区に開設しているショールームを訪れ、コンパクトミニバン「トゥーラン」の新車を120万元で購入する契約を結んだが、12月に納車を受けた際、後部座席の裏側に貼り付けられた「展示用」のシールを発見した。
女性は鉅賦国際に新車との交換、または価格の割引を求めたが、拒否されたため同社責任者らを詐欺罪で刑事告訴。同時に18万元の返金を求めた。
新北地方法院は、「同車両は他の業者が手配したもので、展示車とは知らなかった」というディーラー側の主張を認め、女性をだます意図はなかった判断し、刑事告訴については不起訴とした。ただ返金要求については専門家による鑑定結果を基に認める判決を下した。
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