ニュース 電子 作成日:2015年10月12日_記事番号:T00059738
保管サービスの寺田倉庫(本社・東京都品川区)の中野善壽社長は、同社初の海外子会社「寺田大中華」を台湾に設立すると明かした。台湾投資に向けた基金1億台湾元(約3億7,000万円)を既に設立済みで、第1弾投資は電子ペーパー(EPD)となる見込み。米国、日本企業3〜4社と提携し新製品を開発する計画だ。12日付工商時報が報じた。
寺田倉庫は1950年設立。美術品、ワイン、映像・音楽メディアや貴重品などの保管技術で知られ、関東地区では高級ワイン、政府や映画業者の映像メディアの6〜7割が寺田倉庫で保管されている。年間売上高は100億円以上。
中野社長は、台湾への投資は日本での経験やモデルを移植して規模を拡大するのが目的でなく、新事業を行い台湾の起業家を支援したいと語った。同社はアーティストへの作品発表とユーザーによるレンタル・購入を支援するオンラインシェアリングサービス「ART STAND(アートスタンド)」を立ち上げており、台湾でも作品を募り、同サービスを展開していく考えだ。
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