ニュース 電子 作成日:2015年10月12日_記事番号:T00059740
12日付電子時報が台湾の大手IC設計業者の話を基に伝えたところによると、中国政府によるテレビ関連部品の自国内調達率引き上げに向けた産業支援策を後ろ盾に、同国のIC設計業者が世界の液晶パネル用ドライバIC市場へ進出すれば、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)、敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)といった台湾の同業が市場シェアを奪われることになるとの懸念が浮上している。
台湾液晶ドライバICメーカーの粗利益率は15〜25%まで低下しており、同製品での収益計上が困難な状況となっている。しかし、同製品は世界的に巨大な需要があり、政府からの支援が受けられる中国のIC設計業者は商機が期待できるため、現在、絶好のチャンスを迎えているという。
こうした中、中国では液晶ドライバICを手掛ける設計業者が相次いでおり、台湾のサプライヤーに深刻な脅威を与えている。
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