ニュース 商業・サービス 作成日:2015年10月13日_記事番号:T00059755
台北市の高級ホテル、台北喜来登大飯店(シェラトングランド台北ホテル)にエグゼクティブ・ハウスキーパーとして勤務する従業員(25)は12日、VIP客への対応を理由にほぼ24時間待機を命じられ、不当な長時間労働を強いられたとしてインターネット上で告発した。13日付蘋果日報が伝えた。
告発によると、同従業員は双十節(辛亥革命記念日)の式典に出席する友好国の副首相、外相、大使らが宿泊することを理由に24時間待機を命じられたにもかかわらず、タイムカード上は8時間半勤務とするよう改ざんを求められたほか、ホテル側が時間外手当を8時間分の代休でしか支給しないとしたのは不当だなどと主張した。
ホテル側は「タイムカード改ざんなど命じていない」とした上で、エグゼクティブ・ハウスキーパーは本来8人体制だが、現在は4人しかおらず、人手不足で24時間待機を命じたと説明した。
台北市政府労働局は、従業員の労働時間が1日当たり12時間を超えた場合には、最高で30万台湾元(約110万円)の罰金を科し、係官による労働検査を実施すると警告した。
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