ニュース その他製造 作成日:2015年10月13日_記事番号:T00059760
13日付電子時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)は中国に抱える全工場の屋上に3年以内に5億ワット(W)規模の太陽光発電システムを設置する計画で、これに向けて太陽電池の調達を積極化しており、中台で既に生じていた供給不足状況がさらに深刻化しているもようだ。
鴻海は現在、中台の太陽電池メーカー3〜4社から調達した太陽電池を、江蘇省昆山に設置したモジュール工場に輸送し、ここで生産したモジュールを中国全土の各工場の発電システム用に発送しているという。
業界関係者によると、鴻海は中国工場の屋上で発電した電力を自社用に利用する他、同国の従来型発電所に売却する方針とされる。
なお鴻海は、ソフトバンクなどと共同でインドにおける太陽光発電市場に参入すると表明。今後10年以内に同国で20ギガワット(GW)規模の発電システムを設置することを目指しており、中国での計画はインドでの事業に向けた「ウォーミングアップ」とみられている。
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