ニュース 電子 作成日:2015年10月13日_記事番号:T00059768
アップルの最新スマートフォン、iPhone6s、iPhone6sプラスに搭載されているプロセッサー「A9」について、台湾積体電路製造(TSMC)製の方がサムスン電子製に比べ、バッテリー持続時間が長いとされ、サムスン製プロセッサー購入者から不満や返品を求める声が出ている問題に対し、国家通信伝播委員会(NCC)は12日、3カ月以内に対策を打ち出し、アップルにプロセッサーの製造元など詳細な情報の公開を求める考えを示した。13日付経済日報が報じた。
NCCは、同じ価格で購入するのに、プロセッサー「A9」がTSMC製かサムスン製か消費者には分からないと問題点を指摘した(9日=中央社)
NCCは、アップル社は同機関の管轄下にないが、今後、何らかのチャネルを通じて協議を行うと説明。通信プランとセットでiPhoneを販売する通信キャリアについては管轄下にあるものの、各社がどの程度情報を把握しているかについては調査の必要があるとした上で、キャリア各社に対し、搭載部品や消費電力に関する情報を消費者に公開することをアップルに要求するよう促していくと表明した。
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