米国のゲーム用イヤホン・ヘッドホン最大手、タートルビーチが鴻海精密工業に生産を委託し、第４四半期に出荷する計画だ。タートルビーチはキューネ＆ナーゲルにサプライチェーン管理を委託する。13日付工商時報が報じた。
一般的なイヤホン・ヘッドホンは10～20米ドルだが、ゲーム用に特化したタートルビーチの製品は100米ドルを上回るものも多い。タートルビーチとアストロが米国大手２社だ。
タートルビーチは、ＥＭＳ（電子機器受託生産サービス）世界最大手の鴻海との提携はグローバル化に向けた重要な一歩だと指摘した。
鴻海は、年末にもタートルビーチの新しい特許技術を使用した製品を生産すると予測を示した。
両社は昨年提携について協議し、このほど決定したようだ。タートルビーチのイヤホン・ヘッドホンは、鴻海が組み立てるマイクロソフト（ＭＳ）のゲーム機、「Ｘｂｏｘ（エックスボックス）」やソニーの「プレイステーション４（ＰＳ４）」などにも対応している。
