ニュース 電子 作成日:2015年10月13日_記事番号:T00059773
台塑集団(台湾プラスチックグループ)のDRAM大手、南亜科技が12日発表した自社決算によると、第3四半期の売上高は前期比7.3%減の103億3,700万台湾元(約383億円)だったものの、純利益は前期比10.8%増の47億1,500万元となった。台湾元下落による為替差益などが貢献した。13日付工商時報が報じた。
同社の利益のうち、為替差益や子会社の華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の利益を含めた営業外利益は17億7,100万元だった。一方、DRAM価格が11%下落した影響で、粗利益率は42%から37.3%に縮小した。
南亜科技の李培瑛総経理は、第4四半期もDRAM価格は引き続き下落するが、30ナノメートル製造プロセスの生産比率が5割を超えたため、粗利益率の上昇が見込めると指摘した。また出荷見通しについては、サプライチェーンの在庫消化がまだ終了していないものの、第4四半期は例年の需要期のため出荷量が増え、前期から横ばいが見込めると予測した。
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