ニュース 政治 作成日:2015年10月14日_記事番号:T00059779
与党国民党が総統選公認候補を洪秀柱副主席から朱立倫主席に変更する見通しとなったことに関連し、野党民進党はこのほど、朱主席が何らかの利益供与で洪副主席に出馬辞退を迫ったのは「総統副総統選挙罷免法」に批判すると検察に告発。顔大和検察総長は13日、最高法院検察署特別偵査組に対し、捜査を指示した。14日付蘋果日報が伝えた。
洪副主席(左4)は13日立法院で、国民党の呉育昇立法委員(右1)から「今後の情勢がどうなろうと、あなたは国民党最大のヒーローだ」と励ましを受けた(13日=中央社)
洪副主席は最終的に17日の臨時全国代表大会(党大会)での公認取り消しを受け入れる姿勢を示したが、朱主席らの説得の過程では「いかなる交換条件も受け入れない」「党内の資源で出馬辞退を迫られた」などと抵抗姿勢も見せていた。
一説には「5億台湾元(約18億4,000万円)で洪副主席に出馬辞退を迫った」といったうわさも流れる中、洪副主席は「まるで冗談で受け入れ難いものだ。自分には5億元の価値しかないのか」と不快感を示した。
一方、朱主席は13日、今回の公認候補交代について、「やむを得ない決定で、最大限の謝罪の意を表明する」と述べた。14日の党中央常務委員会で重ねて洪副主席に謝罪した上で、党内の大団結を強調する構えとされる。
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