ニュース 金融 作成日:2015年10月14日_記事番号:T00059789
金融持ち株会社の元大金融控股と大衆商業銀行(TCバンク)は13日、臨時株主総会を開き、元大金控による大衆銀買収を決議した。14日付経済日報が伝えた。
元大金控は今年8月、大衆銀を総額565億5,000万台湾元(約2,100億円)で買収すると発表していた。買収により大衆銀は元大金控の100%子会社になる。来年2月下旬から3月上旬の買収完了を見込む。買収後は来年第3四半期から2017年第1四半期の間に元大金控傘下の元大商業銀行と大衆銀の経営統合を進める。合併後の店舗数は155カ所となる。
大衆銀の陳建平董事長は、存続行となる元大銀の副董事長に就任する。
元大銀の范志強董事長は「両行の合併は、元大銀が中南部市場を開拓することにつながる」と述べた。ただ、台北市と新北市では69カ所の店舗の統廃合も検討する。
元大金控の王栄周董事長は「大衆銀買収後、銀行、証券、生保という3大収益源で中長期目標を実現していきたい」と述べた。
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