アップルの最新スマートフォン、iPhone6s、iPhone6sプラスに搭載されているプロセッサー「Ａ９」について、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）製の方がサムスン電子製に比べバッテリー持続時間が長いとされ、サムスン製搭載製品の購入者から不満や返品を求める声が出ている問題に対し、販売業者は、現時点でアップルの公式サイトを通じて購入した場合14日以内、通信キャリアのインターネットショップで購入した場合は７日間のクーリングオフ期間中であれば返品が可能と説明した。ただし、再度購入する場合もＴＳＭＣ製プロセッサーが搭載されているかどうかは保証されないという。14日付蘋果日報が報じた。
通信キャリアは、消費者の購買意欲はプロセッサー問題によって削がれていないと指摘した（中央社）
なおアップルのカスタマーサービススタッフによると、公式サイトで購入後14日以内で、人為的な損傷がなければ、パッケージを開封していても返品が可能だという。
ただ通信キャリアは、アカウント登録を行った場合、既に出荷時の設定に変更が加えられたと見なされ、返品できないと説明している。
一方、「StudioA」、徳誼数位科技（データエクスプレス）といった実体店舗では現時点で返品を受け付けていない。
