中国スマートフォンメーカーの一加手機（ワンプラス）は13日、鴻海精密工業の子会社、富智康集団（ＦＩＨモバイル）がインドのアーンドラ・プラデーシュ州で同社スマホを生産すると発表した。年内にインド販売100万台を目指す。14日付経済日報が報じた。
ロイターなどの報道によると、ＦＩＨモバイルはアーンドラ工場で７〜８月に小米科技（小米、シャオミ）、華碩電脳（ＡＳＵＳ）、９月にインフォーカスのスマホ量産を開始した。また11月には広東欧珀移動通信（ＯＰＰＯ）の一部製品の生産を開始する予定で、深圳市金立通信設備（Gionee）、ワンプラスを合わせてＦＩＨモバイルがインドで受託生産するブランドは６社となる。
ＦＩＨモバイルのインド工場の総敷地面積は年内に３万平方フィートに達し、うちアーンドラ工場のスマホ月産能力は50万台に増加する見通しだ。
この他、ＦＩＨモバイルは早ければ来年にも同国マハーラーシュトラ州に工場を新設し、アップル製品を生産すると報じられている。
