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MSのサーフェスブック発表、提携ブランドに事前通知なしか【表】


ニュース 電子 作成日:2015年10月14日_記事番号:T00059799

MSのサーフェスブック発表、提携ブランドに事前通知なしか【表】

 マイクロソフト(MS)のテリー・マイヤーソン上級副社長は先ごろ、インターネットメディア「re/code」とのインタビューで、MSが先ごろ発表した自社ブランドのノートパソコン、「Surface Book」(サーフェスブック)について、同社OS(基本ソフト)のウィンドウズ搭載製品を販売するパートナーブランドに事前通知を行っていなかったと語った。これについてパートナーの1社、華碩電脳(ASUS)の施崇棠董事長は「われわれはよく話し合う必要がある」と語った。14日付工商時報が報じた。


マイヤーソン上級副社長は先日、サーフェスブックは1,499米ドルで、ASUSや宏碁(エイサー)の製品と競合しないと語っていた(中央社)

 マイヤーソン上級副社長は当初、メディアに対し、「サーフェスブックについてはパートナーに発表前に知らせた」と発言していたが、今回のインタビューでは「サプライズ感を高めるため、情報を漏らしたくないことを理由にパートナーには通知しなかった」と前言を翻した。

 これに対する施ASUS董事長の発言は、MSがパートナーと競合する製品を発売することに不快感を示したものと受け止められている。ただ同社は13日、「MSが広報、デモンストレーションとしてハードウエアを発売することは、ウィンドウズのエコシステムにとって良いことで、ブランド・メーカーにもメリットをもたらす」とコメントした。