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猫空ロープウエー、猫駅長が誕生


ニュース 社会 作成日:2015年10月15日_記事番号:T00059803

猫空ロープウエー、猫駅長が誕生

 台北市の猫空ロープウエー動物園駅に、猫の駅長が誕生した。もともとは野良猫で、6年前から動物園駅付近に出没していたが、台風の日に駅務員が雨に濡れないよう構内で雨宿りさせ、その際に「ミミ」という名前を付けた。迷子になったり誰かに連れていかれないよう、先月首輪に「ミミ駅長」と記されたた画像入りのネームプレートが付けられ、正式に駅長を襲名することとなった。


ミミ駅長は今朝も眠そうだった(猫站長生活札記より)

 ミミは茶白の雄猫で、人によく懐き、特に女性が好きで抱き上げても嫌がらないという。寝ていることも多く、蘋果日報の記者が取材に訪れた際はひたすら眠り続けて全く相手をしなかった。あるときは日本人旅行客の足の上で眠り、その旅行者は起こすのがかわいそうで、2時間待ってミミの目が覚めてからようやく立ち去ったという。ミミは熟睡すると自然に体が反転し、腹を上にして大の字になる癖があり、その姿を猫空ロープウエーのトレードマークにしようという案も出てある。

 ミミ駅長の仕事は、ロープウエーでアルバイトする女性2人が開いたフェイスブックのファンページ「猫站長生活札記」(https://www.facebook.com/mimistationmaster?fref=ts)で見ることができる。かわいい勤務ぶりが評判となって訪れる人が増えたのか、「寝ているときは起こさないでください」「えさを与えてはいけません」などの注意書きも書かれている。猫の駅長といえば、和歌山電鉄貴志川線の貴志駅の「たま」(今年6月死去、8月に「ニタマ」が後を継ぐ)が有名だが、台北の猫駅長も同じように人気が広がるだろうか。