ニュース 社会 作成日:2015年10月15日_記事番号:T00059805
台北小巨蛋(台北アリーナ)は、周辺の騒音苦情に配慮し、来年から場内の音響が63デシベルを超え、周辺住民が苦情があり、なおかつ音量を抑えるよう求める指示に従わない場合、10万台湾元(約37万円)の罰金支払いを主催者に求めることを決めた。15日付聯合報が伝えた。
重大な違反には電力の遮断や照明を消すなどして、公演を中止させる方針だというが、音楽業界からは「史上最も厳しい規制だ」と不満の声が上がっている。
違反業者は次の公演までに書面で改善計画の提出が求められる。
規制のきっかけは今年4月に開かれた女性人気歌手、張恵妹(愛称・阿妹、アーメイ)のコンサート。公演中にファンが飛び跳ね、周辺住民から騒音や揺れに対する苦情が相次いだ。
台北アリーナでは年間70回以上のコンサートが開かれている。張恵妹のマネジャーは規定に従う姿勢を示す一方で、「観客の自発的なジャンプを主催者側は必ずしもコントロールできない。構造上の強化など改善措置が講じられないものか」と話した。
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