台湾路線に就航する格安航空会社（ＬＣＣ）は現在18社に増え、交通部民用航空局（民航局）によると、今年１〜８月にＬＣＣのサービスに対し消費者から寄せられたトラブル案件は342件で、2013年通年の５倍に達している。旅程の変更や払い戻し、オーバーブッキングなどチケットに関する問題が全体の８割を占めた他、フライトキャンセルや路線の取り消しが12％、荷物の紛失や遅延などが４％となっている。15日付蘋果日報が報じた。
利用者からは、問題が起きたときに電話がつながらないことがあり、ＬＣＣはカスタマーサービスの人員を増やすべきとの声が出ている。これに対し民航局では、同局の苦情受付電話、0800-211-798に連絡をしてほしいと呼び掛けた。また、ＬＣＣはどのようなサービスに追加料金が発生するのか、利用者に明確に示すべきと表明した。
